本協議会の目的

本協議会は、内閣府による「第5期科学技術基本計画」で提唱するSociety 5.0、運送等に関わる環境問題への取組み、物流業界における人材不足解消のための労働生産性向上等の社会的要請に鑑み、今後の経済発展・社会的課題の解決に向けて必要となる物流情報の共有を目指す。また、本協議会は、物流情報のデータ化・標準化・共同利用に向けた検討を行い、データ連携の基本的なAPI・標準を決め、本協議会で検討した標準に則った仕様のサービスを社会実装させることで、サプライチェーンの全体最適を実現し、社会公益に資することを目的とする。

設立背景

インターネット通販の急拡大や消費者ニーズの多様化による商品の多品種・小ロット化により輸送需要が増加する一方、トラック乗務員の担い手不足や積載効率の低下、トラックの長時間待機などにより供給は制限されてしまっている。さらに、働き方改革関連法の猶予期間の終了が2024年3月に迫り、同年4月からは乗務員の時間外労働時間が年間960時間に制限される。輸送能力はますますの減少が予想され、モノが運べなくなる時代が目の前に迫っている。
そこで、サプライチェーンの全体最適により物流危機を乗り越えるため、加工食品業界・日用品業界のサプライチェーンの各プレイヤー(製造業・卸売業・物流事業者)が一堂に結集し、本協議会を設立した。

協議会概要

協議会名デジタルロジスティクス推進協議会
設立日2019年7月29日
所在地〒100-0004 
東京都千代田区大手町1-1-3 大手センタービル 
日本パレットレンタル株式会社内 事務局
連絡先info@digi-logi.jp
事務局日本パレットレンタル株式会社
活動内容1.物流情報のデータ化
  IoTの活用、紙ベースで管理されている情報の電子化など、物流情報のデータ化を促進するソリューションの企画・検証及び一般商用利用に繋げる活動
2.物流情報交換の標準化
  企業間で物流データを連携するためのAPI・標準に係る検討及び実現に向けた活動

組織図

会員一覧 (2022年9月9日時点)

正会員加工食品メーカーカゴメ株式会社 
キッコーマン食品株式会社 

日清オイリオグループ株式会社 



株式会社日清製粉ウェルナ 



ハウス食品株式会社 
株式会社Mizkan 

ヤマサ醤油株式会社
加工食品卸伊藤忠食品株式会社 
加藤産業株式会社 

国分グループ本社株式会社 

トモシアホールディングス株式会社
日雑メーカーサンスターグループ 
株式会社ファイントゥデイ資生堂 
ライオン株式会社
物流事業者株式会社エバラ物流 
F―LINE株式会社 

大塚倉庫株式会社 


株式会社キユーソー流通システム 


鴻池運輸株式会社 


株式会社ニチレイロジグループ本社 


日本パレットレンタル株式会社(事務局)
アドバイザー会員GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター) 

一般社団法人日本加工食品卸協会 





公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会